愛くるしく綺麗なカワセミ達

このブログはBORG望遠鏡レンズ(デジBORG)等で撮影したカワセミ画像が主で時々ヤマセミや野鳥の写真で飾ります。

BORG77EDIIアクロマートAF化(Nikon VR ED 55-200mm+KenkoAC2) 

BORG77EDIIアクロマートAF化 Nikon VR ED 55-200mm玉抜き
              AFレンズはKenkoAC2使用した試写画像とレンズの性能を表すMTF曲線について
                                                                             

昨年の2月の写真を整理していてEXIF情報を見るとレンズ情報が100mmとなっているので、過去の改造レンズの
資料を読み直すと、何と無謀にも防振機構が入った55-200mm ED現役ズームレンズの全てのレンズと絞り機構を
抜き去り、BORG77EDⅡのオートフォーカス機構として利用しKenko製クローズアップレンズAC2をAFレンズ
として取り付けて撮影した、水浴びの連続写真であることが判明しました。
過去のBlogに「Nikon VR ED AF-S 55-200mm f/4-5.6G 全玉抜きアクロマートAF改造」として改造方法と
試写した写真がありますのでそちらも参考にして下さい。

撮影機材
BORG77EDⅡ+NikonVR ED 55-200mm f/4-5.6G 全玉抜改造(AFレンズAC2)+TC-14EⅡ+Nikon D300S

※画面をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。
DSC_1614cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1615cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1616cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1617cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1618cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1619cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1620cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1621cb.jpg
ISO2000 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1745cba.jpg
ISO3200 F:4.0(TC-14EⅡ外す) 1/3200秒 EV補正 -1.0

DSC_1640cb.jpg
ISO3200 F:6.3 1/1600秒  EV補正 0

DSC_1641cb.jpg
ISO3200 F:4.0(TC-14EⅡ外す) 1/1600秒  EV補正 -1.0

DSC_1672cb.jpg
ISO640 F:6.3 1/8000秒  EV補正 0

DSC_1713cb.jpg
ISO3200 F:4.0(TC-14EⅡ外す) 1/2000秒 EV補正 -1.0


P7222940ba.jpg
改造部分とBORG鏡筒への接続部分で焦点距離を上げるためにTC-14EⅡテレコンが取り付けてあります。
55-200mmレンズの鏡筒にはBORG73002リングの内側を削って寸法を合わせて差込み光軸を合わせて二液混合
エポキシ接着剤で接着して80Φ延長筒を取り付けました。BORGドロチューブと延長筒の間には遊馬製作所の
変換リングを介して接続しました。
操作はドロチューブを前後してある程度フォーカスを追い込んでシャッターを押せば合焦します。
詳しくは「Nikon VR ED AF-S 55-200mm f/4-5.6G 全玉抜きアクロマートAF改造」Blogをご覧下さい。

P7222936ba.jpg
AFレンズにAC2を使うと合成焦点距離は390mmになります。そのためNikon製純正テレコンTC-14EⅡを取り付け
て550mm
のレンズとして使っています。これが全容写真で傍にいる愛犬スカーレットは3Kgの小型犬で
比較するとレンズの鏡筒が長いのが理解できます。
オートフォーカ用スレンズをAC3(F:333mm)に交換するとF:340mmf:4.4になり鏡筒も対物
レンズの後にある白い50mm延長筒が外れるので短くなります。
想像ですが市販の単焦点300mm f:4.0クラスのレンズは500mmクラスの対物レンズを使って多数の
補正レンズとAF用レンズを組合せ全長が短くなるように設計されているような気がします。


【あとがき】
鏡筒の長さは対物レンズが510mmならカメラの取り付け部(マウント)から撮像板までの距離(ニコンは約47mm)
を引いた463mmある事になります。これが一番基本的な構成ですが対物レンズの周辺収差が撮影画像に影響を
与え解像度が悪くなったり周辺の丸いものが外側に流れて歪になります。
しかし中心解像度は抜群で高額な市販望遠レンズと比べても引けはとりません。私がBORG望遠鏡レンズを利用する
最大の理由ですがそのためレンズの鏡筒が長くなってしまいます。おまけに月食・日食も撮影出来ますね。

市販レンズは周辺解像度等を改善する補正レンズを組合せ8群11枚と言うような数多いレンズを使って操作が
しやすい適度な長さのオートフォーカスレンズを販売しています。
単焦点レンズとズームレンズを比較すると操作性・使い勝手は当然ズームレンズですが解像度はズームレンズの
場合どの焦点距離でもある程度のスペックになるように途中のレンズを複雑に動かすのでどうしても妥協の産物
になってしまい甘くなります。短焦点レンズは焦点距離が決まっていますのでその位置で調整すれば良いので
レンズ構成もシンプルになり特性も良いのでしょう。
解像度の比較はレンズのMTF曲線(Modulation Transfer Function)を見て他のメーカの同じスペックのレンズと
性能を評価する尺度のひとつとして利用できるようです。

各社のHPで様々なズームレンズを比較していくとMTF曲線が発表されていないレンズがあったりします。
私の探し方が悪いのかメーカが敢えて載せていないのかは定かでありませんがせっかくカメラメーカ共通の尺度
なので積極的に公開して欲しいですね。望遠鏡メーカが載せないのは直焦点で計測すると周辺の特性がバレバレ
になるはずで難しいようですが、レジューサー・フラットナーの組合せでも良いので公表して欲しいですね。
当然Nikon,Canonは全てのレンズの仕様に特性曲線があり、その見方も解説されていますのでそれを
参考にして見て下さい。
ただしボケの効果や色にじみは評価できないのであくまで特性を評価する尺度として使って下さい。

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MTF曲線について
【Canonのホームページより頂きました】

fig-mtf-curve.jpg

【MTF特性図とは】
MTFとは、Modulation Transfer Function の略で、コントラスト再現比によるレンズ性能評価方法です。
オーディオ機器などの電気系の特性評価として周波数特性がありますが、これは原音に対する、[マイクロフォン
→録音・再生回路→スピーカー]による再生音の忠実度を表すもので、高忠実度のものはハイファイ
(high fidelityの略)と呼ばれています。

レンズも同様に「光学信号の伝達系」と考えた場合、光学系の周波数特性が測定できれば、光学信号が忠実に
伝達されているかどうかを知ることができます。レンズでいう周波数とは、1mm幅の中に正弦的に濃度の変化
するパターンが何本あるかという意味で特に「空間周波数」と呼ばれ、電気系のHzに対し、「○○line per mm」
あるいは「○○本/mm」と示されます。

本ページに掲載のMTF特性図は、横軸が画面中心を0とした像高(画面中心からの対角線上の距離/単位・mm)
縦軸がコントラストとなっており、10本/mmと30本/mmのMTF特性が示されています。MTF特性図上の
10本/mmのカーブが1に近いほどコントラスト特性がよく、ヌケの良いレンズとなり、30本/mmのカーブが
1に近いほど高解像力を備えたシャープなレンズとなります。
シャープで抜けのよい高性能レンズであるためには、両者でバランスが取れていることが大切ですが、一般的に
10本/mmのMTF特性が0.8以上あれば優秀なレンズ、0.6以上あれば満足できる画質が得られると言われています。

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Nikon 328レンズのMTF特性   (NikonHPより転載しました。)
      328MTF.gif       340MTF.gif
      AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II      Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

手ブレ補正機能がつきf:2.8と明るい328レンズと手ブレ補正機能なしf:4.0で価格差4.2倍の単焦点レンズを比較
するのは性能差があるのは当たり前ですが、328の評判が良いのはこういう比較でもわかりますね。
是非とも今後レンズを購入される場合はこういう特性も考慮されると購入後に満足して使えて精神的に良いと思います。
           

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  1. 2012/02/08(水) 12:03:00|
  2. BORGアクロマートAF試写画像
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77EDIIのアクロマートAF化飛翔撮影例

SIGMA70-300mm DGアクロマートAF化飛翔撮影例

BORG77EDII+AFレンズAC2+SIGMA70-300mm DG+NikonTC-14EII+NikonD300Sの組み合わせで
アクロマートAF化の実地飛翔撮影例です。個人的には鏡筒が長くなってしまいましたが、これなら暗い朝夕は
Nikon純正テレコンを外して使い、長さが足りない時はテレコンを足せば実用に供すると思います。
                                                     撮影日:2011年7月24日

DSC_7509ba.jpg

DSC_7561ba.jpg

DSC_7432ba.jpg

DSC_7471ba.jpg

DSC_7504bb.jpg

DSC_7505ba.jpg

DSC_7506ba.jpg

DSC_7508ba.jpg

DSC_7535ba.jpg

DSC_7534ba.jpg


この機材が改造しAF化したBORG77EDⅡで上記シーンはこれで撮影しました。
P7182927ba.jpg



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  1. 2011/07/25(月) 23:03:00|
  2. BORGアクロマートAF試写画像
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BORG77EDII アクロマートAF改造例と試写画像

SIGMA70-300mm DGを改造しTC-14EⅡで1.4XしてBORG77EDⅡのAF化

BORG77EDII+AFレンズKenkoAC2+SIGMA70-300mm DGNikon TC-14EII+Nikon D300Sの組み合わせで
アクロマートAF化を行いました。
77EDIIの短縮は380mmKenkoAC3は0.75Xの短縮です。これではカワセミ撮影には短すぎるので
NikonTC-14EⅡテレコン(1.4X)を取付け540mm f:6.9のレンズとして使ってみました。
アクロマートAF化の特徴はAF化に凸レンズを使うと合成焦点距離が0.65から0.85位まで短縮してしまいます。(当然です。)
カワセミ撮影では焦点距離が短すぎて使う場所が限られてしまいます。それを補うためにNikon純正の
テレコンTC-14EⅡをアクロマートAFシステムの後に取り付ける方法が実用的だと判断しました。
AFレンズをScopeTownの50Φ600mm,800mmを使いましたが、画質と合焦精度からAC2に決定しました。
AFスピードはまあまあですがTC-16Aより合焦範囲が広く使い良いです。
このSIGMA70-300mm DGはレンズ内蔵モータによりAFレンズが動くのでTC-14EⅡ,17EⅡ,20EⅡ等のAF対応
テレコンが使えるのが利点です。


P7182927ba.jpg
この写真が完成した写真です。BORGのドロチューブで大まかに合わせてシャッターを反押しすると焦点が合います。
但し、近距離の場合、ズーム環を回してAFレンズを対物レンズ側に迫り出すとフォーカスが甘くなるようです
150mmあたりまではOKです。

P2222339ba.jpg
改造レンズにBORG73002リングを取り付け、遊馬製作所特注リングと80Φ25mm延長筒でドロチューブ環へ接続します。

P1222227ba.jpg
SIGMA改造レンズは全てのレンズを取り去りAF機構のみ使用します。レンズ鏡筒には必ず
植毛紙を貼って
反射を防ぎます。フイルター径は58mmなので58->52mmダウンリングで変換します。

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幼鳥が止まったシーンを集めてみました。フィールドで使えそうです。
                                             撮影日時 2011年7月24日
DSC_7609ba.jpg

DSC_7393ba.jpg

DSC_7398ba.jpg


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  1. 2011/07/25(月) 22:03:00|
  2. BORGアクロマートAF試写画像
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プロフィール

scarlet

Author:scarlet
愛犬スカーレット(享年17歳)
カワセミ撮影にも助手席に乗り
お供してくれた良き相棒でした。
2012年4月18日永眠

レンズ
BORG
71FL・67FL・55FL・77EDⅡ・45EDⅡ
Nikon
105mm VR Micro f:2.8
18-200mm ED VR f:3.5-5.6
70-200mm ED VR f:2.8
300mm F:2.8D

レジューサー・フラットナー・テレコン
Nikon   TC-16A改造
         TC-14EⅡ
       TC-17EⅡ
        TC-20EⅡ
PENTAX  1.7XF-AFアダプタ-
REAR CONVERTER-A 1.4X-S
自作テレコン(TC-14Bレンズ流用)
BORG   0.7X (7870)
         0.78X(7878)
        1.08X(7018)
        1.04X(7784)
       1.4X (7014)
OASIS-35mmREDUCER DX 0.8X

カメラ
Nikon D300S
PENTAX K-5 K-3 
OLYMPUS E-PL1

Blog開始   2011年7月13日
カワセミ撮影開始2009年11月2日 

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