撮影場所から距離があるが自然の中のヤマセミを撮りたい (BORG89ED直焦点撮影)以前通っていた下流の撮影場所はヤマセミが30mから50m離れた自然の枯れ枝や砂山が止まり場所で魅力的でし
たが、距離が遠く安価なレンズでは大きなヤマセミが撮れません。どうしてもアップ画像が撮影したい衝動に駆られ
野鳥コンテストにはやらせ画像なので応募出来ない事も承知の上川傍の護岸に枯れ枝を設置し撮影した事があります。
立てた場所は15mと近いのでバックがボケて本当に綺麗な画像が撮れるので躊躇はしましたが撮りたい誘惑に負け
設置してしまいました。しかし工事は着々と進行し護岸の赤土もコンクリートで覆われ川の姿も一変し、ヤマセミは工事が
落ち着くまでは通過地点になってしまい寂しいですが今後戻ってきてくつろいでくれるのを期待するばかりです。
上流側の岩場は岩だらけで川から離れた護岸の森にしか枝はありません。ここは30m間隔で大きな岩場を利用して
止まり棒(枯れ枝)が設置されています。この付近では川に迫り出した枯れ枝は川幅が狭くなる場所まで岩場のみであり
ません。この辺りにもヤマセミが居ることは判っていても軟弱な私には暗い真夜中に重い荷物を持って長距離歩き機材を
設置するのは小動物等に出くわし何が起こるか判らないしリスクが伴うので怖く軽率に行動出来ません。
止まり枝付近は河原の石があり平坦な場所が限られ物理的な定員があります。そのため良く止まる枝付近の争奪戦に
なり早い到着順に場所が決まります。私のヤマセミ撮影歴は4か月と短く新参者で端の方に陣取るのが精一杯で、引き
上げる時間も速いのか、顔も殆ど知らないので挨拶も出来ずどんな方が撮影されているか知る由もありません。
しかしこの場所は少し人馴れしているヤマセミが対岸の上に止まり魚を獲ったり水浴びが見られる魅力的な場所ですが
誰の許可も必要ない河川敷なので善意ある諸先輩の邪魔をしないよう最善の注意を払って通ってみようと思います。
こういう場所に設置する枯れ枝は必要悪だと思うのは私のようなカメラマンの身勝手な行為を正当化する事だと思
っています。そんな思いがあるなら止めてしまえばと言いたい方がいるのは承知していますが、私が通える近郊でヤマ
セミ撮影が出来る場所が限られ条件が良い場所がここしか無いので、なるべく自然のままのヤマセミ姿を選んで撮影
してアップしていきたいと思います。
そして設置した枯れ枝に居るヤマセミ画像をブログにアップする場合は自然環境と区別して説明することにします。
ヤマセミって、それまでして撮影したいと言う願望に駆られる「表情豊かで気品と愛くるしさがある魅力的で不思議」な
野鳥です。歳も歳なのでそろそろ退職しウイークデーに気ままな定年ライフで通えるようになりたいなと感じるこの頃です。
撮影機材:BORG89ED+M75絞り+80φドロチューブ+LMF-1+回転装置+Pentax K-3※画面をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。【こんな自然豊かな場所のヤマセミが撮影したい】 この辺りを散策しヤマセミが止まったら絵になる場所を撮影しました。
川に迫り出した自然の枯れ枝は趣があります。 昼頃ですがこの辺りに来る方は少なく行き交う人には会いません。
暗いうちにテント等を準備するには歩く距離も半端ではなく危険が伴い躊躇してしまうエリアーです。
こんな場所でヤマセミを撮影出来れば楽しいでしょうがヤマセミが来るか地元の漁業関係者に聞くと、それは教えられない
けれどと言ったので脈はありそうです。
【岩場に魚を咥えて移動した】 餌を咥えて飛翔移動する姿は残念ながら撮影出来ませんでしたが次回は行動パターンが読めたので頑張ります。
この大きさの魚はカワセミと同じくらいの長さでカワセミは狙えない大きさです。
【目の前に設置された枯れ枝にヤマセミは来ず代わりにカワセミが止まった】 カワセミも来ると聞いていましたが初めて目の前に設置された枯れ枝に止まりましたがカワセミは小さいです。
【設置した枯れ枝の傍で撮影出来ればこんな画像も撮れますが・・・・・・です。】 暗いうちにテント前に設置した枯れ枝にヤマセミはやってきました。残念ながら自然な野鳥コンテストには応募出来ません。
自然の枝でこういう条件の場所があれば嬉しいのですが近づけない場所が多く撮影しても背景に樹木の枝がボケて写って
しまうのでどうしても安易に流木を利用し設置し枯れ枝と称しその付近に陣取って撮影することになります。
【大手を振ってお見せできる自然の枯れ枝に止まったヤマセミですが枝は既に伐採されました。】 撮影距離が30m以上もあると背景の樹木まである程度離れていないとBORG89ED(F:6.7)レンズだとバックに薄っすらと
樹木の枝が映り込みます。これが大砲640とか856レンズだと開放で撮影すればもっと背景ボケが見えず綺麗に仕上がります。
この画像はバックが少し陰で樹木も目立たないのですが、伐採途中で傍の樹木が先に刈り取られた1週間の間だけ存在した
自然の枝なので貴重な自信作で胸を張って見せられるヤマセミの枝止まり画像です。
枝に止まってバックが綺麗なアップ画像は人工的に設置した枝に来たヤマセミ画像だけになりそうで、自然の枝に止まった
アップやドアップ画像をこの場所で撮影するのは相当難しそうです。
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テーマ:愛くるしく綺麗なカワセミ達 - ジャンル:写真
- 2015/10/23(金) 00:03:00|
- ヤマセミ全般
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